言語は外宇宙からやってきたウィルスである

~な、~か、みたいな口語で使われるようになった言葉はあんまり好きではなかった。
 
例: それな、下手くそか、かっこよすぎか、etc...
 
理由としては自分の周囲で普段使いする人がいない、スカシ系(ウェイ系とかパリピといった言い方が一般化した)の匂いがする、悪い意味でのオタク臭さ・軽薄さが感じられる、あんま語感がよくない等です。
一方で~み、という言葉はなぜか好きで、ここでもそうだけどけっこう使う。こちらも日常会話では言わないけど…。
 
例: バブみ、わかりみ
 
理由としては語感がいい、良い意味でなんかバカっぽい、忍殺めいた言語アトモスフィアが感じられる等です。
どちらにしても不快な人には不快だろうなーと思うし、自分もあまり使いすぎるとそれはどうなのと疑問に思ったりする。
数年前アイドルか女子アナが使っていて流行った言葉を使うのが好きだったのだけど、何だったのか思い出せない。そもそも元ネタがどういうものかも知らなかったのだけど。流行りは廃れる。
チョベリバやマジKYといった日本語がかつて存在していたことをクールでヒップでナウなヤングであるところの平成キッズは知っているのであろうか。チョベリバやKYの民は一体どこへ行ったのだろう。彼らは消えてしまったのであろうか。群馬の山林奥深くにて新たなチョベリバの村落を築いていたりするのだろうか。ヤマシギの狙撃に成功したとき彼らは「チョベリバ!」と雄叫びを上げますよ。本当です。
 
最近「用例のある日本語はすべて正しい」というトゥートを見た。それは確かにそうだな、と思った。わかりがあるというやつです。ユリイカ
言語は水物である、というのを再認識したし、自分も他人も好きに使ったらよかんべと思った。
C++ならしーぷらすぷらすと読むことにしたし、linuxは…どうしようかな。GNUは付けたほうが丁寧かなーと思うもののやっぱ長いよね。ぐぬー。
けど周囲の環境に依存した話だと思う。なんぼなんでも平成キッズでも会社でそれな、とか言わんだろうし。オー日本の部族社会と忖度みよ。若者だけで株式会社「それな」を立ち上げましょう。社内ではあらゆる言語使用が許されます。それな。
 
ついて行けたり行けなかったりするのは単純に年齢の問題だと思う。脳の可塑性は30過ぎたらほぼ無くなる(20代でもあるのか?この辺あやふや)という話なので、あとは後付けの知識でどうチューニングするかという個人の課題であろうな、と。齢90の婆様がそれなとか下手くそかとか使ってたら、けしからんとか不快とか思う以前に脳の若さに驚かれるんじゃなかろうか。
 
はてブ」という言葉をここで使ったら「はてなブックマーク」のキーワードのリンクが生成された。「はてなブログ」としての意味はあまり(ほとんど?)持っておらず、はてブと聞けばブックマークを思い浮かべる人が大半だろうと思う。「ブす」「ブされる」といったような面白特殊はてな言語使用も可能であったので、そちらのほうが言語力が強いんだろうなーと思う。はてなダイアリー略して「はてダ」の言語力も強かったし。皆は今どう呼んでるんだろうと考えてみるが、ふつーに「はてなブログ」と呼んでることと思う。ちょっと長いし、やはりはてダのほうに軍配が上がる。
はてダの民はどこへ行ったのであろうか。こちらのほうは今もネットで元気に活動してるのが観測される。
 
生き残れなかった言語ブームの用語ムーブの儚さを思うことしきりであるが、それは言語世界にも強度というか弱肉強食が働いているんだろうな、となんとなく感じた。
 
ところで記事のタイトルでググッても元ネタが出てこない、ぬむう。
バロウズ、言語、ウイルス、伊藤計劃とかで検索すると出た。これも言語は水ものということの証なのか。なんか違う気がする。